マーベル・コミックに方を並べる漫画出版社のDCコミックスの映画「アクアマン」を見ました。
この映画は、2時間23分という対策なのですがぶっちゃけ長くて眠くなってしまいそこまで面白いとは思いませんでした。
そこで今回は、映画「アクアマン」を見て眠くなった理由について解説します。
ここからは、ネタバレも含んだ感想を書いていきます。
映画「アクアマン」の概要
アクアマンは、アムネスティ湾灯台の灯台守の男トム・カリーと海底国アトランティスから逃亡してきたアトランナとの間に生まれたアーサーという男の子の物語です。
母親のアトランナは、アトランティスからの追手に連れ戻されそうになるのですがアーサーを守るため自ら姿を暗まします。
数年後、アーサーはかなりたくましい青年となっていました。
この頃には、自分に特殊能力があることもはっきりと自覚しており世間からも「アクアマン」として認知されています。
それと同時には、海底王国アトランティスでは誰が王位継承するのかが問題となっています。
海底では、アトランナにもうひとりのオームというアーサーの弟に当たる子供がいました。
アクアマンは、王位継承をかけて、オームとアーサーが決闘をするというストーリーです。
映画「アクアマン」は正直眠くなる
水の中の設定ということで、水中の映像がきれいだし、髪の毛の揺れ具合などもどうやって撮っているんだろうと思いながら見入っていました。
冒頭から敵の着ているスーツや武器などは、かっこいいデザインとなっていましたし、アクアマンが最初に登場した段階では映画に引き込まれていました。
アクアマンの強さもすごくて、ナイフを胸に突かれても傷一つ負わないし、敵になる理由もわかりやすいなあと思いますね。
[char no=”1″ char=”もん”]見た目も強そうだし、これって誰も勝てないんじゃない?って思った[/char]
映像もすごいし、海に生きる生き物もよかったのだけど…
どうしても中盤にかけて眠気が増してきて集中することができなかったです。
いろんな疑問が解決されないまま、進行が進んでいくような感じで
・どうしてアクアマンって世間に知られるようになったの?
・アーサーの全身のタトゥーはどうして付けたんだろう
・バルコとアーサーがどうやって出会ったんだろう?
・冒頭でアクアマンの母が襲撃されるまで3年位経ってると思うけど、なんで今さら見つけに来るの?
そんなことを疑問に思いながらも、どんどん水中の世界のルールも増えていくし僕としては世界観が合わなかったのかもしれません。
アクアマンの強さが曖昧だった
世界観が合わないという理由の中に、アクアマンの強さが今ひとつ理解に苦しみました。
冒頭で海賊に襲われた時には、アクアマンって胸にナイフを突かれても無傷だし、潜水艦を持ち上げるようなすごいパワーを持っていましたよね。
それに、飛行機からメラ王女とともにダイブするシーンもあったのですが、いくら砂漠の上でクッションになったみたいなことでも多少は傷がついてもおかしくないのではないかと思ってしまいましたね。
[char no=”1″ char=”もん”]すごい強いじゃんと思ったら後半で、あれっ?ってなった[/char]
ところが、後半となると海賊扮するブラックマンタが同じようにナイフを突きつけると無敵のはずなのに全身傷だらけとなっていたことに驚きました。
敵の武器を改造して使っているためだとは思いますが、いまいち納得がいかなかったんですよね。
飛行機から落ちても無傷な人が、いきなり弱くなっている気がしました。
水中なのにありえないことも起こった
SF作品だからなんでも大丈夫なのかもしれませんが、3つの点がどうしてもツッコみたくなりました。
・水中戦なのにビーム兵器が使える
・水中なのにワキのニオイを嗅げる
・水中なのに発煙筒が消えない
この作品のテーマはあくまで、現実世界をベースに水中世界の強いキャラクターの争いだと思います。
まずビーム兵器が使えるがバンバン発射されていますが、どうやら水をプラズマに変換する武器であることが後々明かされます。
材料が水だからその辺は、あいまいな感じになっていると思いますが基本的に水の中なのだから、ビーム兵器って使えないような気がして変な感じがしました。
中盤でアーサーのワキが臭うとメラ王女に指摘されて、確認するシーンがあるんですが水中で匂いを嗅げるんだなあと現実のルールを無視している感じがツッコミたくなりました。
ファンタジー映画の数少ないコメディ要素だと思いますが、これはこれで面白いからいいかもしれません。
トライデント(伝説のホコ)を探しにいくと、トレンチ(海の獣)に襲われるシーンがありました。
深海に住む生物ということで、光に弱いことがわかるんですよね。
船にあった発煙を付けた状態で海に飛び込むのですが、基本的に水中で使える発煙筒ってないんですよね。
そのシーンをよく観察していたのですが、空気の壁で覆っているみたいのこともなかったので、敵に襲われるよりも発煙筒の方が気になってしまいました。
トライデントを引き抜くシーンがあっさりしていた
トライデントを守っているのは、カラザンというかなり強そうな怪物でした。
いろんな人が引き抜きにきた中で、アーサーがアトラン王に次いで見込みがありそうだと判断するんですよね。
てっきり、カラザンとの戦いがあるのかと思いきやこれまで2時間以上もかけていたシーンに比べるとあっさり引き抜かれてしまった感じがしました。
眠くなったりしたのは、設定についていけないということもありますが能力が一定でなかったことや重要なシーンが短いということが原因でアクアマンの世界にはまらなかったからかもしれません。
まとめ
今回は、映画「アクアマン」について書いてみました。
映画を拝見したところ、水の映像や格闘シーンなどが良かったと思います。
ただ、内容の割には時間が長かったように思えますし、見ていて設定に置いてきぼりにされた感じもしました。
映像自体はきれいでしたが、どうしてもツッコみたくなるようなシーンもあったので世界観が合わなかったと感じます。
僕のレビューとしては、「★★★☆☆」かなあと思います。